理想の島暮らしを実現するためには、移住前から仕事の目星をつけておく必要があります。憧れだけで移住したものの、収入がなければ島暮らしも行き詰ってしまいます。移住場所によっては、仕事をつづけながら島暮らしができる可能性もあるので、色々な方法を模索するのが良いでしょう。島で募集が多い仕事は、介護や医療、水産業などがあげられます。
ただし、最低賃金は都会と比べると低く設定されているため、生活が成り立つかどうか考える必要があります。そして、移住するにはどれぐらいの費用が掛かるのか、きちんと計算することも大事です。本土内で引越しをするよりも費用が掛かるため、しっかり計算するようにしましょう。自治体によっては、助成金を出してくれるところもあるので、手当のある自治体から探すのもありです。
家族全員で移住する場合は、家族の意見も尊重する必要があります。子供がいる場合は、教育の面も考慮して島暮らしの場所を見つけるのが賢明です。毎日船に乗って学校に通わなければならないとなると、交通費も高くついてしまううえ、船が欠航になれば学校を休まなければなりません。そのほか、島の住民とコミュニケーションを取ることも大切です。
狭いコミュニティで横のつながりが強いため、地域に溶け込めないと暮らしづらくなってしまいます。わからないことを何でも聞けるご近所さんがいると心強いでしょう。島で開催される行事にも、積極的に参加するのがベターです。